中国・アジアの工場進出情報

2011.10.1 Vol.23 No.17
ビジネスレポート
敷地面積360平方メートルのユニーク工場
 昭和電機製作所タイ法人のSDSエレクトリック・タイランド

 1951年創業の昭和電機製作所(静岡県駿東郡清水町徳倉68、塩田洋一社長、資本金1,000万円)は量産品向けではない各種トランス(変圧器)、DCリアクトル、ACリアクトル などの専業メーカーで、日本の従業員数24人、工場敷地538平方メートル小工場だが60年の伝統を誇る企業。同社が2003年11月26日付で初の海外工場としてタイに設立したのがSDS ELECTRIC (THAILAND) CO.,LTD.で、資本金は600万タイ・バーツ(タイ51%:日本49% 出資)。このタイ工場も敷地面積360平方メートルという小さな工場だが、小さいものから1トンを超えるトランスをたった1個の注文でも生産している。タイ工場を立ち上げ、現在も代表を務める安井啓二(やすい・けいじ)社長(1955年7月生まれ)によると「タイで競争相手はない」(同)というオンリーワン企業だが、タイで予想される今後のコストアップへの対応策を練っている。タイ工場で安井社長に現状と今後の計画を聞いた。
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