中国・アジアの工場進出情報

2011.6.15 Vol.23 No.11
バンコクレポート
サントリー、タイ現地企業から訴えられる
ペプシのボトリング会社巡り買収合戦

 タイで「ペプシ・コーラ」のボトリングと販売を担当する上場企業サームスック(SSC)の少数株主がサントリー、米ペプシコなど4社を訴えた。ペプシコがサントリーと組んでSSC買収を画策していると指摘、外資規制や証券取引法に違反すると述べた。ペプシコは昨年、SSCを買収するため公開買い付け(TOB)を実施したが、大株主となるタイ人の創業経営者に反対されて失敗。その後、両社の関係が悪化していた。SSCはペプシのボトリングと販売を1年以内にやめることを今年4月末の株主総会で決めた。
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