中国・アジアの工場進出情報

2011.6.1 Vol.23 No.10
産業アナライズ<環境>
中国・第12次5カ年計画における環境対策
GDP当たりCO2排出削減率17%を目標に

 中国の2015年を最終年度とする「第12次5カ年計画」がスタートした。経済成長率目標を年平均7%(前計画目標7.5%、実質値11.2%)と引き下げ、成長優先から安定成長政策に方向転換し、内需を中心とした持続可能な経済を目指す方針を掲げた。環境政策についてもこれまで以上に積極展開する意向だ。同計画で示した環境目標では、GDP単位当たりエネルギー消費削減率16%に加え、CO2排出削減量を17%削減することを表明。CO2の削減目標を示したのは今回が初めてとなる。一方、戦略的振興産業には省・新エネルギー、リサイクルといった環境関連分野を盛り込み、産業発展と地球温暖化対策の相互作用で成長と環境保護の両立を狙う。
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