中国・アジアの工場進出情報

2011.2.15 Vol.23 No.3
ビジネスレポート
中国には負けるはずが無いとタイの台湾系宝飾品業界

 AMRのこの記事に続くリー・ケミカル・プロダクツ社の黄仁忠社長に案内されて台湾人6人による共同経営企業のエヴァーシャイニー・ジュエリー・クリエイション社(長輝珠宝創作公司)を訪問した。黄氏はかつてバンコクのトンブリ地区の台湾商工会の会長を務めたことがある。タイに日本人は7万人ほどいるとされるが、台湾人は日本人の3倍近い約20万人が住み、すでにタイ国籍を取得して台湾との2重国籍を保有している台湾人も多く、台北出身でタイに30年住む黄仁忠氏もすでにタイ国籍を取得している。黄氏によると、北はチェンマイ、南はハジャイに至るまでタイ全土に台湾人の集う商工会が15ほど組織されており、バンコクでもアソーク、シーロムといった地区に台湾人の商工会があり、年に数回は全体の集いも開催されている。タイのほとんどの台湾人がビジネスをしており、仲が良いことが特徴で、商工会の集いで知り合ったことを契機に出資し合っているケースも多い。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved