中国・アジアの工場進出情報

2011.1.15 Vol.23 No.1
投資環境スタディ
「日本を第一優先に考える」と親日的な東ジャワ

 インドネシアの東ジャワ州政府は2010年夏に大阪で東ジャワ投資セミナーを開催したなど日本企業の誘致に熱心な活動を開始した。東ジャワ州政府で最も元気が良く、最も親日的な官僚が同州のスカルウォ(Dr H Soekarwo)知事付の常勤特別顧問として経済開発面のアドバイスをしているハジ・プラセティヤ(Hadi Prasetyo)氏だろう。同氏は同州の企画開発局長から最近、知事の常勤顧問に就任しているが、どんなことにもはっきりコメントする同氏は東ジャワの新聞記者にも人気がある。プラセティヤ顧問は筆者に、「他国も東ジャワに豊富な資源に目を向け始めているが、できれば海外との協力事業はすべて日本と組みたい。これまでの長い歴史から気心が知れ、最も信用できる日本を第一優先に考えたい。熱い熱意で日本の投資企業に協力し仲間になりたい」と語った。
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