中国・アジアの工場進出情報

2010.11.15 Vol.22 No.20
産業アナライズ<物流>
OCSがアジア戦略を一新
沖縄ハブ中核にアジア「面展開」

 OCSは上海市に国際エクスプレス事業会社を設立、12月13日から営業を開始する。同時に1996年設立の「中国外運」(=シノトランス、中外運)との合弁会社を清算することになる。シノトランスといえば、日本通運や日新といった中国物流御三家と呼ばれる日系物流企業も合弁を組む中国物流企業最大手。同社との合弁は、許認可の取得などの政治面、広い顧客層とメリットが大きい筈だ。なぜシノトランスと袂を分かつのか、15年に渡って築いてきた営業網や蓄積してきたビジネスを精算してしまうのか。一見不可解に思える選択だが、OCSが考えるアジア戦略を展開するためには不可欠な「一手」であった。
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