中国・アジアの工場進出情報

2010.10.15 Vol.22 No.18
産業アナライズ<社会開発>
香港で輸送インフラプロジェクトが活発化
土木工事の受注狙う前田建設工業

 「10大インフラプロジェクト」が進む香港では、輸送インフラ分野で複数の大型計画が活発な動きを見せている。中国・広東省と香港を結ぶ「広深港高速鉄道(XRL:Express Rail Link)」建設計画ではトンネル工事のコントラクター選定が進められており、これまでに日本、欧州、アジアなどの建設会社が契約を獲得済み。他のアジア諸国に比べると社会が安定しており、確かな契約社会が根付いた香港のインフラ市場では世界中の建設会社が受注拡大を狙っている。すでにインフラ整備が相当進んでいる香港において、これだけ多くの土木工事が発注されるのはこれで最後になるとの見方もある。今回は香港で豊富な施工実績を持つ前田建設工業の取り組みに注目しつつ、香港における輸送インフラプロジェクトの動向を見ていく。
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