中国・アジアの工場進出情報

2010.8.1・15 Vol.22 No.14
FOCUS
水ビジネス市場2025年に100兆円規模に
成長ゾーンとボリュームゾーンのどちらを狙うべきか

 「日本勢は水ビジネス市場に強くて弱い」と言われる。日本の水産業は産業・工業向けを中心に発展してきた経緯があるため、逆浸透膜(RO膜)や産業用途向けの超純水製造装置、ポンプ、配管の分野で高い技術力を持つ。下水再生利用など「省水」の分野でも技術力は世界と比べても競争力は高い。海水淡水化に利用されるRO膜のシェアは売上高ベースで5割を日本勢が占めている。
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