中国・アジアの工場進出情報

2010.7.15 Vol.22 No.13
ビジネスレポート
新世代の「農民工」で変貌する広東省

 5月以降、中国では広東省の日系自動車関連工場を中心とする大幅賃上げを求めるストが増えている。労働者の低賃金への不満解消のため、中国政府では2011年からの5カ年計画で「所得倍増」を盛り込む動きにあり、広東省トップで共産党委書記の汪洋氏も、「残業頼りの低賃金からの脱却」などと公言している。「農民工」も1980年から始まった1人っ子政策時代の世代で甘やかされて育った新世代になり、かつてのように少しでも長く残業して稼ぎたいと黙々と働く世代ではない。中国では2008年に労働契約法が施行され、労働者の権利意識も高まっており、もしストで解雇されたとしても、より高い給与の仕事に移れる「民工荒」と呼ばれる農民工不足の現状では怖いものなしだ。
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