中国・アジアの工場進出情報

2010.6.15 Vol.22 No.11
ビジネスレポート
アルミ金型のNC機用プログラム作製などで
活躍するマスオカベトナム

 マスオカ(富山県高岡市福岡町土屋705、増岡一郎社長)は、アルミ形材加工金型や樹脂形材押出金型、アルミ形材加工用機械などを手掛けている。1980年に日本軽金属との取引を開始、84年に精密鍛造用金型、85年にプラスチック成形金型、その後にアルミ形材加工機の生産も開始した。そして同社初の海外法人であるマスオカベトナムでは、ホーチミン市内のタントゥアン輸出加工区の9,300平方メートルの用地に1,200平方メートルの第1期工場を完成した。2009年7月に操業開始したばかりだが、これまでに「日に15型前後のアルミ押出金型のNC機用プログラム、また、日に5から10型のアルミ形材加工金型の部品図の作図を行い、日本に送り返している。月150個程度の金型・機械部品も製造しており、なるべく早く月1,000個のレベルにする」(同社)方針。製造した部品の全てを日本の本社工場に送り返して金型・機械に組み、海外を含む取引先へ出荷している。
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