中国・アジアの工場進出情報

2010.6.15 Vol.22 No.11
FOCUS<特集>
インドネシアの工業団地が活況
ベトナムも入居スピード戻る

 インフラが脆弱である東南アジアに進出する企業にとって、工業用地とインフラが整備された環境を提供してくれる工業団地は「ありがたい」存在だ。今回取り上げるインドネシアおよびベトナムには、数百を超えるローカルの工業団地およびそれに類する施設がある。しかし、すぐに日系メーカーが工場を建設できるほど整備された工業団地がどれだけあるか、といえば決して多くはない。インフラや管理が不十分であったり、ひどいケースでは運営会社との曖昧な契約が元でトラブルが発生し、移転を余儀なくされた例すらあると聞く。そのような工業団地に当たらないためには、これを十分に精査する必要があるのだが、それはそれでまた難しい。
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