中国・アジアの工場進出情報

2010.6.15 Vol.22 No.11
産業アナライズ<化学>
インドのポリオレフィン需要〜2010年は11%増
年央にもエチレン能力370万tへ/2ケタ成長続く

 インドの2010年ポリオレフィン需要は、前年比11%増と2ケタ伸長を続ける見通しだ。2008年は前年比4.1%増と低調だったが2009年は480万トンを超え、2010年には534万トンまで高まると予想される。国内生産能力も2010年央にはハルディア石油化学のエチレン設備増強やインド国営石油(IOC)のエチレンセンター完成に伴い、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)の能力が拡大する予定だ。インドでは、輸出比率が低いため2008年秋以降の世界的な景気後退の影響が意外と少なく、2009年度の実質GDPは7%、2010年度もこの成長率が継続すると見込まる。その成長を支えるのは、11億人を超える人口がもたらす消費だ。経済成長に伴い拡大が見込まれる内需に対する海外企業の期待に加え、インド自体もその成長に対し自信と確信を持ち始めている。
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