中国・アジアの工場進出情報

2010.5.15 Vol.22 No.9
華人企業家の夢と野望
タイの「2010年4月」と「92年5月」
――“調停者の不在”が意味するもの(中)

 4月21日、赤シャツ陣営のUDD(反独裁民主戦線)によるバンコク中心部ビジネス街のシーロム地区を占拠するとの方針に備え、政府治安当局は周辺一帯に完全武装の治安部隊を投入した。そのためか当日は平穏に過ぎたが、翌22日深夜にはUDDとシーロムの安全を守ることを目的として“自発的”に結成されたといわれる市民自警集団とが衝突。付近の高架鉄道駅に小型爆弾が打ち込まれ、1名死亡。外国人を含む数名が負傷した。

 国軍の治安部隊、警察などの取り組みから判断して、UDDへの対応は必ずしも断固たる処置とは見えそうにない。やはり政府と国軍の間も一枚岩とはいい難いようだ。
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