中国・アジアの工場進出情報

2010.5.15 Vol.22 No.9
トピックス
トヨタ、長春新工場の稼動を2012年前半に決定
日産、ホンダも2012年に生産増強

 トヨタ自動車は、一時凍結していた長春市の新工場の建設を再開する。総投資額は38億元(500億円)。稼働は2012年前半を予定しており、生産能力は年間10万台。小型車「カローラ」を生産する。同工場は2008年10月に起工式を行っていたが、リーマンショック時の市場縮小により建設を中止していた。今回、稼働時期を決定したことを受け、工場建設を本格化させる。絶好調の中国の自動車市場だが、中国政府は今年に入り自動車購入税の減税幅を縮小。減税効果が薄れ始めたという声もあるなか、日産、ホンダと日系3社の中国における増産計画が2012年で重なっている。
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