中国・アジアの工場進出情報

2010.4.15 Vol.22 No.7
バンコクレポート
台湾が官民一体でハイテク霊芝製品を開発、日本に進出

 台湾の総統府に所属する最高学術研究機関である中央研究院(アカデミック・シニカ、台北市南港区)の翁啓恵(WONG CHI-HUEY)院長が発明した、霊芝(レイシ)を使った健康食品の特許が、台湾系米国企業に供与され、その台湾支社が2006年末から台湾での製造を開始、今年中にも日本に進出する計画を進めている。「霊芝は中国の漢方薬のひとつだが、従来は日本製が台湾や中国製よりも市場で高い評価を得てきた。だが、今回日本で販売を計画しているものは台湾と米国で特許を取得、従来の日本製品を凌駕する高品質なもの。今後は日本の製薬メーカーなど、製造販売面でのパートナーを求めていく」(台湾支社の張孝承総経理)方針。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

ご利用に際しては会員登録が必要です >>>無料登録
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved