中国・アジアの工場進出情報

2010.3.15 Vol.22 No.5
産業アナライズ<機械・プラント>
中近東IWPPプロジェクトの現状A
UAEで日本企業の権益46%もプラント受注僅少

 アラブ首長国連邦(UAE)におけるIWPP(独立造水発電事業)は、ほとんどの案件をアブダビ水電力庁(ADWEA)が計画主導している。ADWEAは傘下の投資会社であるタカ(Taqa)と共同で、各IWPPの事業権60%を保有し、残り40%を外部に開放している。BOO(建設・操業・所有)方式により20〜25年のPWPA(長期売水・売電契約)を交わす形が多い。なおドバイ水・電力公社(DEWA)も大型海水淡水化・発電プラントを建設しているが、いずれも従来型の公共事業であり、IWPPはほとんど実施していない。
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