中国・アジアの工場進出情報

2010.3.1 Vol.22 No.4
産業アナライズ<機械・プラント>
中近東IWPPプロジェクトの現状@
サウジアラビアで複数の組織が推進

 中東の独立造水・発電事業(IWPP)が岐路に立っている。2000年頃から湾岸諸国を中心に計画が林立し、これまで商談が活発に行われてきた。日本企業の関心も高く、多数のプロジェクトに日本商社などが出資し、日本メーカーがプラントを受注するケースも多い。しかし2008年9月のリーマン・ショック以降、計画の中断や変更のケースが各地で出ている。2010年に入り再び活性化の様相を示しているが、この10年間で大型プラントが多数建設されたため事業が飽和状態に近づいているとの声も聞かれる。2000年以降に商談が行われた中近東エリアにおけるIWPPの動向を取りまとめ、今後の行方を占ってみる。
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