中国・アジアの工場進出情報

2009.12.1 Vol.21 No.21
産業アナライズ<化学>
サウジのペトロ・ラービグ本格稼働
住友化学の石化世界戦略拠点を見る

 住友化学とサウジアラビアン・オイル・カンパニー(サウジアラムコ)が出資するラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(通称ペトロ・ラービグ)はこのほど、サウジアラビア・ラービグで精製・石化統合コンプレックスの本格稼働を開始した。住友化学にとって初の「原料立地エチレンセンター」となったラービグの強みは、サウジアラムコが供給する安価なエタンをエチレン原料に使うことで生まれる圧倒的なコスト競争力だ。このほど、最後に稼働を開始したPO(プロピレンオキサイド)の初荷がシンガポールに到着、ポリオレフィンを含む全誘導品の販売がアジア市場で開始された。石化事業の持続的成長を確保するため、汎用品を含む石油化学製品を原料立地で生産する道を選んだ住友化学。2期計画や樹脂加工拠点の建設も検討されるラービグを拠点に、グローバル石化市場で勝ち残りを目指す。
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