中国・アジアの工場進出情報

2009.10.1 Vol.21 No.17
ビジネスレポート
「受注減は今年だけ、来年から黒字に戻る」
タイで成形業を展開するINプレシジョン

 タイのバンコク北部の古都アユタヤで15年間近く成形業を続けている日本企業のINプレシジョン(I.N.Precision)。同社でも昨年末から受注が半減したが、「ここにきて新規受注も出て、今年中には昨年比3割減、2010年は黒字化が達成できる見通しになった」と池田実社長は明るい表情。INプレシジョンは従業員数80人ほどの中小企業。日本に本拠を持たずタイで創業した企業で「小さくても儲かる体質の会社を目指している」(同)。INプレシジョンの工場の周囲には今回の世界不況で倒産、廃業する企業が多いなかで、同社が健闘する背景を探ってきたが、綺麗で清潔な工場を目指すリノベーション中でもあった。
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