中国・アジアの工場進出情報

2009.7.15 Vol.21 No.13
産業アナライズ<金融・証券>
台湾保険市場をめぐって内外資本の競争が激化
攻勢かける日本勢、台湾勢も外資買収で対抗

 台湾の保険市場をめぐって内外の生保会社による競争が激化している。ソニー生命が近く現地に駐在員事務所を開設し、富裕層向けの市場開拓に向けた本格的な準備に入るほか、T&Dホールディングス傘下の太陽生命保険は現地の中堅生保に資本参加することで基本合意した。台湾の保険市場をめぐっては金融危機の後でも堅調な成長をみせており、少子高齢化で国内市場が伸び悩むと予想する日本の生保が積極的な営業攻勢をかけている。一方で日本勢を迎え撃つ台湾の生保会社も外資の営業ノウハウを取得するため、外資の営業基盤の買収に動いている。現地の保険大手の中国人寿保険は、英国の大手生保であるプルーデンシャルの台湾法人の事業買収を決めた。
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