中国・アジアの工場進出情報

2009.7.15 Vol.21 No.13
産業アナライズ<化学>
チッソ、アジアで繊維・液晶事業の基盤強化
中国に不織布新拠点/高機能PPも期待

 チッソはアジア太平洋地域における繊維事業および液晶事業の基盤強化を加速する。東アジアや東南アジアに生産拠点を持つ日系企業や現地企業向けに不織布や液晶など関連製品の引き合いが強まるなか、チッソとしても生産拠点の拡充を通じて旺盛な需要に応えていきたい考えだ。ポリオレフィン系熱接着性複合繊維を素材とする高機能不織布については、衛生材料向けを中心にアジアで2けたの成長が見込まれているため、2011年をめどに華東地域で原綿〜不織布の一貫生産拠点を建設する計画。一方、需要が急回復を遂げた液晶についても、域内の長期的なLCD(液晶ディスプレー)需要拡大を見据え、台湾子会社で液晶ブレンド品増産の検討に入った。このほか自動車部品などに使われるガラス長繊維強化PP(ポリプロピレン)も順調な伸びが期待される。同社は生産体制拡充に加え、顧客ニーズを製品へ迅速に反映させる体制作りにも取り組み、アジア事業の持続的成長を支えていく。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

ご利用に際しては会員登録が必要です >>>無料登録
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved