中国・アジアの工場進出情報

2009.4.15 Vol.21 No.7
事業戦略レポート
インドでの再出発に向け新たなパートナー得たタカタ
独自運営から提携方式に再調整

 いまでこそインド経済に世界が注目しているが、10年ほど前まではあまり見向きもされなかった。それは経済成長のスピードが遅いというだけの理由ではなかった。目に見えない障壁が外国企業の前に立ちはだかっていたからだ。そのひとつが「エグジット・ポリシー」である。撤退したくてもオフィスや工場を閉められないという厳しいルールが敷かれていたためだ。日系企業も合弁を解消して独自の事業展開で再出発しようとしても、そのルールの前に立ち往生したこともある。今号では、そんなインド式ルールを乗り越えて、合弁から独資、さらに新パートナーとの提携という経緯を辿った自動車部品メーカーのタカタのケースをみてみる。
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