中国・アジアの工場進出情報

2009.3.1 Vol.21 No.4
ビジネスレポート
カンボジア投資環境の最新事情

 去る2月、ベトナムのホーチミン市からカンボジアまで、行きは「南部経済回廊」、帰りは「南部海岸経済回廊」と名づけられて注目されている往復2千数百キロのすべてをバスで旅行し、主にカンボジアの投資環境を視察した。ホーチミンからタイまでは1人で、バンコクからは国際機関日本アセアンセンター(本部東京)が主催した投資視察ミッションに同行し、カンボジアのインフラの整備が進んでいる現状を見た。プノンペンの北にあるウドン(Odong)ではトンレサップ河に5号線から7号線のバイパスとなる橋が、そしてその先のメコン本流を渡す2カ所に中国が大きな橋梁を建設中。シハヌークビルではカンボジア最大の工業団地を中国が建設、すでに中国企業5社が進出しているなど、中国の存在感がますます高まっていた。
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