中国・アジアの工場進出情報

2008.12.15 Vol.20 No.22
ビジネスレポート
シンガポールでの「インド」経験を基にインド進出
横河電機、牧野フライス製作所

 インドが中国リスクを回避できる製造業の新たな投資先のひとつと見られているが、最近、新規にインド進出した日系は自動車部品関連が中心で、かつての中国やタイのように年数百件もの異業種が競って出たような動きはない。中国に比べてインフラ整備が大きく遅れ、宗教問題やカーストなど文化面の差も大きなインドへの投資を躊躇する日本企業が多い。台湾の代理店など、長く付き合う台湾企業と組んで中国に出た日系企業が成功してきたように、日本と初の経済連携協定も締結して気心知れたシンガポールでの、インド人脈作りなどを経てから、インドに行く方法がある。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

ご利用に際しては会員登録が必要です >>>無料登録
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved